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実馬検査実施、HBAセレクション1歳

HBA日高軽種馬農協は、7月22日に新ひだか町の北海道市場で開催する「セレクションセール/サラブレッド1歳」の上場馬を選定する実馬検査を、4月24日から5月2日まで実施。
同セールはわが国最良の1歳市場。上場馬を選抜する方法を採用して以降、毎年50%以上の売却率を記録し、いまやHBA主催のセールの中心的役割を担っている。過去の取引馬からはロジック(G1NHKマイルC)、トーホウレーサー(G2ニュージーランドT)、ピカレスクコート(G3ダービー卿チャレンジT)らを輩出。馬産地のボトムアップ、市場振興に大きく貢献してきた。
今年は過去最多となる617頭が申し込み。実馬検査ではHBA役職員が4班に分かれ、牧場を一軒一軒巡回して検査に当た。選定基準は“セレクション”だけにハイレベル。母系や種牡馬の実績、健康な発育状態、飼養管理状況など多岐にわたる。
市場関係者によると「多く選んでも250頭が限度」。半数以上がふるい落とされるという狭き門だ。「例年以上に血統レベルが高く、選定には相当苦労しそう」という。
審査の結果は5月上旬に発表される予定。愛馬を申し込んだ生産者は「何とか合格したいですね」と審査の様子を見つめていた。


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