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アロースタッドが種付業務を再開、全馬陰性

馬インフルエンザの発生で4月16日から3日間種付業務を中止していた、新ひだか町のアロースタッドは21日、繋養種牡馬全頭の陰性が認められたため、同日から全面的に種付業務を再開した。
同スタッドでは16日に数頭の馬インフルエンザ感染を確認。全種牡馬の種付業務を3日間休止していた。その後、18日の検査で陰性だった種牡馬17頭に限り19日から種付けを再開。21日の再検査の結果、全頭の陰性が確認されたことを受け、同日午後からの全面再開を決めた。
種付業務の休止は過去に例のないこと。それだけに混乱が予想されたが、同スタッドへは励ましの声や種付中止の英断を支持する電話が多数寄せられ、苦情はほとんどなかったという。事務局の(株)ジェイエスでは「繁殖シーズンの最盛期にご迷惑をおかけしましたが、万全を期して再開に当たりたい」と防疫対策の徹底に努めていた。
日高家畜保健衛生所によると、日高管内の馬インフルエンザは21日現在、5カ所で28頭を確認。感染馬の多くが快方に向かっているが、侵入と蔓延防止、早期清浄化を図るため、より一層の注意を呼び掛けている。


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