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プリサイスエンド産駒が米重賞勝ち

浦河町の日高スタリオンステーションに繋養されている人気種牡馬プリサイスエンド(牡11歳、父エンドスウィープ)の、海外に残してきた産駒が米重賞勝ちを成し遂げた。
優勝したのは3歳牝馬のシェリーン(Sherine)。4月12日に米アケダクト競馬場で行われた3歳牝馬の重賞、G2カムリーS(D8ハロン)を2馬身差で逃げ切って制し、父に種牡馬としての初の重賞をもたらした。
プリサイスエンドの競走成績は米9戦4勝。G3ベイショアSなどを制した。2001年に米国で種牡馬となり、05年から同SSで供用を開始。米国では昨年までに15頭のステークスウイナーを送るなど、勝ち上がり率の高い種牡馬として知られていたが、今回待望の重賞制覇となった。
産地ではエンドスウィープの後継として人気が高く、初供用から3年連続で120頭を超える種付頭数を記録。今シーズンも100頭を超える勢いで人気を集めている。本邦初年度産駒は今年2歳デビュー。同馬の産駒がいる育成場でも「動きの良さが際立っている」と評価は高いという。同SSでは「種付シーズン中に良い知らせが届いた。日本の産駒も楽しみですね」と笑顔。海の向こうからの吉報に心を弾ませていた。


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