ニュース

中央

アドマイヤジャパンの初産駒が誕生

昨シーズンから日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬生活を送っている、アドマイヤジャパン(牡6歳、父サンデーサイレンス)の初産駒が続々と誕生し、その姿が関係者の間で評判を呼んでいる。
新冠町の大林ファームでは2頭が誕生。ともに栗毛の牝馬で、一頭は母ユウタージェンヌ(牝5歳、父キャプテンスティーヴ)から2月2日に、もう一頭は母スケアヘッドライン(牝20歳、父パドスール)から2月26日に、それぞれ産声を上げた。
「両馬とも顔つきは父そっくり。順調に育ってほしいですね」と愛娘を見つめるのは同ファームの大林弘明氏。「同期にディープインパクトがいたのでG1は獲れませんでしたが、大きいレースを勝てる能力は間違いなくあったと思います」と、アドマイヤジャパンへ懸ける思いは人一倍熱く、昨年は近親に重賞ウイナーがいる牧場期待の繁殖3頭に種付けしたという。
アドマイヤジャパンは2005年の三冠路線でディープインパクトに肉薄した一頭。G2弥生賞では首差2着、G1皐月賞は3着、G1菊花賞は2着と、世代トップクラスの実力を示した。供用初年度は103頭に種付けする人気ぶり。母は最優秀(旧)3歳牝馬に輝いたビワハイジ、半弟には今月末のG1ドバイデューティフリーを目指すアドマイヤオーラがいる良血で、サンデーサイレンスの後継として大いに期待されている。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外