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フットケアテクニック研修会、開催―JBBA

JBBA日本軽種馬協会は「軽種馬経営高度化指導研修事業」の一環として、幼駒護蹄実技研修会「あなたにもできる!愛馬のためのフットケアテクニック」を2月20、21、22日、胆振、浦河、静内地区で開催した。
研修会はJBBA会員やその牧場従業員らを対象に実施。講師は、本誌の「競走馬の心技体」で才筆を振るう日本装蹄師会の青木修研究部長や各地区の開業装蹄師が務めた。
午前の講義では青木氏ら3名の講師がスライドを使い、馬の肢蹄のあり方や立ち方、肢曲がりやその矯正法を説明。蹄にとって適切な栄養管理の重要性や、牧場・装蹄師・獣医師が一つのチームとなって問題の早期発見・解決に努める必要があると指導した。
午後は実馬を用いた実技。馬の立ち方や歩様の見方、脚の保定方法やヤスリを用いた日常の蹄管理テクニックを開業装蹄師の指導の下、実践した。参加者は「見るのとやるのは大違い。簡単そうだが実際にやると難しいですね」と悪戦苦闘。見よう見まねでヤスリ掛けを行った。
各地区とも定員の20名をはるかにオーバーする盛況ぶり。多くの会員がフットケアの基礎知識と基本技術を学んだ。実技終了後の総合意見交換会では、日頃牧場で悩んでいる問題点や今後の研修会の課題等について多くの意見が出された。なお、この研修会は3月21日に青森地区でも開催が予定されている。


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