ニュース

中央

宝塚記念優勝馬スズパレードが死亡

1987年の宝塚記念優勝馬スズパレード(牡27歳、父ソルティンゴ)が2月24日、繋養先である浦河町のイーストスタッドで老衰のため死亡したことが明らかになった。
同馬は84年の三冠馬シンボリルドルフと同世代で、G1皐月賞、G1ダービーはともに4着だった。重賞はG1宝塚記念のほか、G2中山記念、G3オールカマー、G3金杯・東、G3ダービー卿チャレンジトロフィー2回、G3ラジオたんぱ賞、G3福島記念と8勝を挙げた。競走成績は25戦12勝。脚部不安と闘いながら歴史にその名を刻んだ。
現役引退後の89年に静内町(当時)のレックススタッドで種牡馬入り。初年度こそ39頭の種付頭数を記録したが、その後は減少。93年に浦河へ移ったものの目立った産駒を出せず、2000年の種付けを最後に事実上種牡馬を引退していた。
同スタッドでは「オーナーの愛情を受け、幸せな生涯を送ったと思います。安らかに眠ってほしい」としんみり。長年連れ添った愛馬の冥福を祈っていた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外