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07年度ＪＲＡ馬事文化賞に２作品
ＪＲＡは８日、07年度のＪＲＡ賞 馬事文化賞選考委員会(委員10名)を開き、「野生馬を追う」（木村李花子＝きむらりかこ著、東京大学出版会発行）と「カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術」（城崎哲＝じょうさきてつ著、白夜書房発行）の２作品が選出された。
〇選考委員会での経過
出版、企画、開催された馬に関する文化作品について、昨年12月に開催された第１回選考委員会で最終候補として３点を選出、８日の第２回選考委員会に諮った。「野生馬を追う」については忍耐と苦労を重ね、学術的側面から馬の行動の意味を解き明かしつつ、馬の社会についての斬新かつ興味深い問題提起を行っている点が高く評価された。
また、「カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術」はこれまであまり脚光の浴びることのなかった装蹄技術に焦点をあて、競馬の奥深さを語っている点が評価された。
