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JRA2歳新種牡馬はシンボリクリスエス

2007年のJRA種牡馬成績がまとまった。最後まで熾烈を極めたフレッシュマンサイアー争いは、シンボリクリスエス(牡9歳、父クリスエス)に栄冠。出走馬68頭で18勝を挙げ、2億2475万6000円を獲得し、2位アグネスデジタルを約3400万円上回った。2歳総合でも3位に食い込む健闘。重賞ウイナーは出せなかったが、豊富な手駒で他を圧倒した。同馬を繋養する安平町の社台スタリオンステーションでは「丈夫で健康。順調に育成され、早い時期からデビューする産駒が多かった」と笑顔。距離が延びて良いだけに、これからの飛躍を期待している。
2歳総合は2年連続でアグネスタキオン(牡10歳、父サンデーサイレンス)。同馬は総合でも2位に入り、今年のリーディングサイアーの本命と目されるまでになった。その総合でトップに立ったのはサンデーサイレンス(父ヘイロー、02年死亡)。ダイワメジャー(G1安田記念)、マツリダゴッホ(G1有馬記念)、スズカフェニックス(G1高松宮記念)らの活躍で、史上最多となる13年連続リーディングサイアーの偉業を達成した。また、同馬はブルードメアサイアー部門でもトップを獲得。アドマイヤムーン(G1ジャパンC)、ヴァーミリアン(G1ジャパンCダート)などで重賞17勝を挙げ、2年連続で栄冠を手にした。


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