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ユートピア引退、種牡馬入り

昨年のG2ゴドルフィンマイルを制したユートピア(牡7)が引退、米ニューヨーク州のマクマホンオブサラトガサラブレッズ McMahon of Saratoga Thoroughbreds で種牡馬入りすることになった。種付け料は7500ドル。
ユートピアは父フォーティナイナーUSA、母ドリームビジョン(母の父ノーザンテーストCAN)という血統の栗毛馬で、早来町(現安平町)ノーザンファームの生産馬。通算成績は34戦9勝。
昨年のG2ゴドルフィンマイルで後続に4馬身差をつける圧勝劇を演じ、レース後ゴドルフィンへの移籍が決定。サイード・ビン・スルール厩舎に転厩した。
移籍後は脚部不安に悩まされて1年以上の休養を強いられ、今年5月の米G3ウエストチェスターHでようやく復帰。初めてとなる米国でのレースでもあり、苦戦が予想されたが見事に勝利を挙げた。
ただし、脚部不安は解消されることなく再度休養。10月のG2メドウランズカップHで復帰したものの、勝負どころからズルズル後退して6着。11月のG3スタイヴァザントHでは先行して直線先頭に立つという勝ちパターンだったが、格下のハンティング Hunting に足元を掬われ2着。この一戦を最後に競馬場を去ることになった。
米国でも高く評価されるフォーティナイナーUSAの直仔で、競走実績も一流。種牡馬としても期待できる存在だ。


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