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社台SSの2008年種付料決定(13日)

日本生産界をリードする人気種牡馬を多数繋養し、質量ともに世界有数の陣容を誇る安平町の社台スタリオンステーションの2008年シーズン種付料、配置、条件などが決定した。来シーズンはダイワメジャーとローエングリンの2頭の新種牡馬が加わり30頭を繋養。さらに白老ファーム、レックススタッド、優駿スタリオンステーション、ビッグレッドファーム、ブリーダーズスタリオンステーションなどに繋養する関連種牡馬を含めると47頭を数えるまでになった。
総額18億円(1株3000万円×60口)のシンジケート(リース形式)が組まれたダイワメジャーの種付料は500万円。喘鳴症を克服し、G1・5勝を挙げた“大種牡馬サンデーサイレンスの最後の大物”への評価は高く、余勢はすでに満口となった。12月23日のG1有馬記念がラストランの予定。「有終の美を飾って、無事にスタッドインしてほしい」と関係者の期待は大きい。
“ツートップ”を形成するのはサンデーサイレンス後継種牡馬の2頭。供用2年目のディープインパクトは昨年同様1200万円に、産駒デビュー3年目でJRA年間100勝を達成したアグネスタキオンは1000万円に設定された。全体的には世相を反映し、今シーズンよりリーズナブルな種付料が増えたが、今夏デビューした初年度産駒が好調なファルブラヴは300万円から500万円に。同じくゴールドアリュールも120万円から300万円にアップした。そのほか、初年度産駒からダービー馬ウオッカを送り出したタニノギムレットは300万円から400万円にアップ。今シーズン日本最多となる251頭の種付頭数を記録したネオユニヴァースも300万円から400万円に変更された。


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