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菊花賞アラカルト(21日)

1着アサクサキングス 四位騎手
2着アルナスライン 和田竜騎手
3着ロックドゥカンブ 柴山騎手
①アサクサキングス 04年以来3年ぶりにダービー馬不在となった今年のクラシック競走最終戦・菊花賞を制したのは、ダービー2着馬のアサクサキングス。ダービー2着馬の菊花賞勝利は、00年のエアシャカール以来。これで、ダービー2着馬は菊花賞11勝となった。なお、ダービー馬は菊花賞8勝、皐月賞馬は同13勝、皐月賞2着馬は同8勝となっている。②関西馬 これで02年から関西馬が6連勝。通算では関東馬の34勝に対し、関西馬が34勝と並んだ。③1番人気 1番人気に支持されたロックドゥカンブは3着敗退。この10年間で1番人気に応えて菊花賞を勝利したのは、05年の三冠馬ディープインパクトのみ。なお、今年のG1競走では、高松宮記念でスズカフェニックスが1番人気に応えた後、これで1番人気馬が12連敗となり、グレード制を導入した84年以降で最長記録を更新した。④四位騎手 四位騎手は皐月賞(96年イシノサンデー)、ダービー(07年ウオッカ)、菊花賞(07年アサクサキングス)の三冠競走をすべて勝利した。これは、史上17人目、現役では武豊騎手に続く2人目となる。異なる馬による同一年ダービー&菊花賞制覇は史上初。また、区切りのG1・10勝目は、グレード制導入以降、歴代13人目、現役では8人目。⑤大久保龍師 今春は天皇賞(春)でエリモエクスパイアがハナ差の2着、ダービーではアサクサキングスがウオッカの2着とあと一歩のところでG1タイトルに手が届かなかったが、今回、念願の初G1タイトル獲得となった。同師の父・大久保正陽元調教師も94年の菊花賞をナリタブライアンで制しており、親子で調教師菊花賞制覇となった。(*G1にはJpn1を含む)


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