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社台SSの2007年シーズン種付頭数発表

トップクラスの種牡馬を多数繋養し、日本生産界をリードする社台スタリオンステーション(安平・荻伏)の今シーズンの種付頭数が10月12日、同SSから発表された。
例年、8月に行われる種畜検査に合わせ公表されていたが、今年は馬インフルエンザの影響で検査が延期に。沈静化を受け、この日検査が行われたことで、約2カ月遅れでの発表となった。
同SS繋養種牡馬31頭の中で最も多くの種付頭数を記録したのはネオユニヴァース。「気性、体型がサンデーサイレンスに最も似ている」と言われる同馬は、初供用から3年連続で200の大台を突破。産駒の素晴らしさが評判を呼び、自己最多となる251頭を記録した。
同馬に続いたのは240頭を記録したタニノギムレット、231頭を記録したジャングルポケット。前者はウオッカ、ヒラボクロイヤルらを、後者はフサイチホウオー、トーセンキャプテンなど、ともに初年度産駒の3歳がクラシック戦線を賑わしたことで人気が集中。昨年から大きく数字を伸ばした。
また、注目のディープインパクトは206頭を記録。国内最高額となる総額51億円のシンジケートが組まれ、破格の1200万円という種付料が設定されたが、初供用から大台を超えた。幸い受胎率も高く、来年の産駒誕生を心待ちにしている関係者は多い。ほか、キングカメハメハが216頭、アグネスタキオンが202頭を記録し、全部で6頭が200頭の大台を突破。新種牡馬はリンカーンが188頭、オンファイアが153頭、ハーツクライが109頭、ソングオブウインドが101頭と人気を集めた。


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