ニュース

中央

シーキングザベスト、来年から米国で種牡馬に

昨年のG3武蔵野S優勝馬シーキングザベスト(牡6歳、栗東・森秀行厩舎、父シーキングザゴールド)が、来年から米ケンタッキー州のヒルンデイルファームで種牡馬入りすることがわかった。
同馬は2001年生まれの愛国産馬。母マッキーは米G3勝ち馬で、近親にシーヒーロー(G1ケンタッキーダービー)などがいる。02年の米キーンランド・セプテンバーセールにおいて100万ドル(約1億1500万円)で落札された。
04年にJRAでデビューした同馬は、2戦してホッカイドウ競馬へ転厩。移籍緒戦で初勝利を挙げ、JRAへ再転入した。その後は条件戦で4連勝するなど順調にキャリアを積み重ね、昨年のG3武蔵野Sで重賞初制覇。今年は日本代表としてUAEへ遠征し、G1ドバイゴールデンシャヒーンで世界の強豪と戦った。ここまでの競走成績は21戦9勝(うち地方3戦1勝、海外1戦)。
繋養されるヒルンデイルファームは、名種牡馬シアトリカル、人気種牡馬のヴィンディケイション、エルコレドールなどを擁する名門牧場。同ファームのジョンG.シクラジュニア代表は海外メディアを通じ「素晴らしい血統、ルックス、パフォーマンスを持つ馬を導入でき、とてもうれしい。良い種牡馬になるでしょう」とコメントしている。なお、初年度の種付料は7500ドル(約86万円)の予定。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外