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ヒカルサザンクロス最多出走回数新記録樹立

11日(土)、高知競馬第4競走「出走日本記録達成特別」に出走(3着)したヒカルサザンクロス(セン14歳、高知・宗石大厩舎、父ミルフォード、母ヨネマンナ、母の父ミスターシービー)は、これが通算「251戦目」となり、95年10月のデビューから11年10カ月目にして、ウズシオタロー(旧益田所属、アラ系、牝、1987年引退)が樹立した「250戦」の最多出走回数記録(NARの競走成績書が整備された1969年以降の記録)を更新した。通算成績251戦11勝(うち中央1勝)。
ヒカルサザンクロスはJRAからデビュー後、上山、金沢、高崎に移籍し、98年12月に高知へ転入。その間、ほとんど休むことなくコンスタントに走り続け、「無事是名馬(ぶじこれめいば)」の格言にふさわしい、“鉄人”ならぬ“アイアンホース”として、日々出走回数を積み重ねている。また、251戦までの総レース走行距離は「340,900m」で、これは東京~新潟駅間の営業キロ数とほぼ同距離に匹敵する数字だ。
宗石大調教師のコメント「新記録を樹立できたことはうれしいが、(新記録の251戦も)通過点だと思っている。無事であれば記録を伸ばしていきたい」
宮川浩一騎手のコメント「(新記録がかかったレースだったが)普段と変わらず乗った。今日は特に無事に回ってきたいと思っていた。もう少し行かせてもよかったが、距離(1400m)のことを考えて、抑えて乗った。半年ぐらい勝ち星から離れているが、(男馬の割に)夏場に強いし、メンバーに恵まれればまだまだチャンスがあるので、近いうちに勝ちたい。記録を作っていく中で勝利数も増やしていきたいが、まずは無事が第一です」


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