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テオフィロ引退、ダーレーで種牡馬入り

現地時間8月2日、昨年の欧最優秀2歳牡馬テオフィロ Teofilo(牡3)の引退が発表された。G1英2000ギニー直前に負った腱の故障が完治しないため、復帰を断念したもの。
さらに同5日、ダーレーグループが同馬を08年に種牡馬として供用する権利を取得したことを発表。同グループ傘下の愛キルダンガンスタッドに繋養されることが明らかになった。
テオフィロは父ガリレオ Galileo、母スピアビーン Speirbhean(母の父デインヒルUSA)という血統の愛国産馬。昨年7月のデビュー戦、愛LRタイロスS、8月のG2愛フューチュリティSと3連勝して注目を集めた。
3戦無敗で臨んだ9月のG1愛ナショナルSでは、その前走G1愛フィーニクスSを制して世代屈指の実力馬と目されていた本命馬ホーリーローマンエンペラー Holy Roman Emperor を下して初G1勝利を挙げた。
さらに、10月の英G1デューハーストSでも、仏G1ジャンリュックラガルデール賞でG1タイトルを加えてリベンジに燃えていたホーリーローマンエンペラーを返り討ちに。欧最優秀2歳牡馬に選出された。
今季はニジンスキー Nijinsky II 以来(1970年)の英三冠を目指すと陣営がシーズン前に宣言。しかし、その第1弾となるG1英2000ギニーに向けて調整中に腱を故障。以降懸命な治療が行われてきたが、十分な状態に戻りきらないことから、復帰を断念することになった。
結果的にはG1デューハーストSが最後のレースとなった。通算成績は5戦5勝。
また、テオフィロのオーナーブリーダーであり、トレーナーでもあるジム・ボルジャー氏は、クールモアグループと密な関係にあることから、テオフィロは同グループのスタッドで種牡馬として供用されるだろうというのが、引退発表当初の大方の見方だった。
そのため、宿敵ともいえるダーレーグループが供用権を獲得したことは、現地ではやや驚きをもって迎えられている。この背景には、テオフィロの父ガリレオ Galileo がクールモア所有の種牡馬であり、まだ9歳という年齢的にも、後継種牡馬を求める段階ではないという判断があったと推察される。テオフィロの所有権もボルジャー氏が引き続き保持している。

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