ニュース

中央

「うらかわ馬フェスタ2007」開催

馬産地・浦河の夏の一大イベント、「うらかわ馬フェスタ2007」が7月28、29日の2日間、浦河町のJRA日高育成牧場特設会場で開催された。両日とも小雨のパラつくあいにくの天候となったが、多くの家族連れなどが来場。馬にちなんだ催しを満喫した。
同フェスタは毎年この時期に行われていた「シンザンフェスティバル」と、10月の第1日曜日に開催されていた「浦河競馬祭」を一本化。昨年から同日開催としてリニューアルした。
28日夜に開幕したフェスティバルでは、第22代ミスシンザン2名を発表。トロフィーや賞状が贈られ、来年のシンザン記念のプレゼンターなどの任務に当たることになった。G1優勝馬生産牧場表彰では、春の天皇賞を制したメイショウサムソンを生産した林孝輝氏を表彰。大型スクリーンでレースを振り返り、ゴールの瞬間は会場内が拍手で包まれた。
メインのサラブレッド馬上結婚式では、多くの応募者から選ばれた3組が馬車に揺られて入場。ステージ上で指輪を交換し、永遠の愛を誓った。その後、国の無形民俗文化財である「チャグチャグ馬コ」や生バンド演奏などが続き、来場者はジンギスカンやビールに舌鼓を打ちながら夏のひと夜を楽しんだ。
翌29日は同牧場の馬場で、サラブレッドやポニーによる草競馬を実施。道内各地から集まった腕自慢や浦河ポニー少年団らがプロ顔負けの手綱捌きを見せた。また、特設会場ではJRA馬事イベントのアンダルシアン種演技とトリックホース演技を披露。音楽に合わせ華麗なステップを踏んだり、二足歩行する姿に拍手が飛んだ。そのほか、無料引き馬乗馬や蹄鉄打ち実演、日高育成牧場見学バスツアーなどがあり、来場者は馬尽くしのイベントを心からエンジョイしていた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外