ニュース

中央

装蹄センター研修生、馬産地で研修

栃木県にある日本装蹄師会装蹄教育センターの「平成19年度装蹄師認定講習会北海道研修」が7月23日から1週間、日高・胆振などの馬産地で行われた。
同センターは国内唯一の装蹄師を養成する教育機関。1年間の講習を経て装蹄師認定試験に合格すれば、装蹄師の資格が与えられる。北海道研修もその講習のひとつ。馬産地を回ることで競馬のサイクルを知る狙いがあるという。
研修中には実馬を用いての削蹄も体験。新ひだか町の新和牧場では、第13期生16名が習得した技術を駆使し、ダービー馬サクラチヨノオーらの装蹄を行った。
初めての馬に悪戦苦闘しながら装蹄を終えた生徒は「普段はおとなしい馬しか扱わないので良い経験になった」と晴れやかな表情。技術指導を担当した武田英二装蹄師は「自分で考えながらやることが大事。一生懸命努力すれば道は開ける」とエールを送っていた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外