ニュース

海外

ナタゴラ、重賞連勝でG1モルニ賞へ

現地時間7月22日、仏メゾンラフィット競馬場でG2ロベールパパン賞(芝1100m、直線、2歳牡牝、7頭)が行われ、00年の高松宮記念2着馬ディヴァインライト(牡12)産駒のナタゴラ Natagora(牝2、仏P.バリー厩舎、C.ルメール騎手)が優勝した。勝ち時計は1分3秒2、馬場状態は Bon(稍良)だった。
前走G3ボワ賞を制したナタゴラは、ここでも単勝1.9倍の1番人気。スタートしてすぐに先頭に立つと、そのままスピードで押し切った。レース後、手綱を取ったルメール騎手は「ディヴァインプロポーションズ(※)を思い出させるね」と、リップサービス含みで現地マスコミに語っている。
ナタゴラは父ディヴァインライト、母レイナミクサ Reinamixa(母の父リナミクス Linamix)という血統の仏国産馬。デビュー戦2着の後は4連勝で、通算5戦4勝。次走はいよいよG1モルニ賞(8/19、仏ドーヴィル、芝1200m)に挑戦する。
※ディヴァインプロポーションズ Divine Proportions = 04年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬。翌年も最優秀3歳牝馬のタイトルを獲得。G1ディアヌ賞(仏オークス)、G1プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)などG1・5勝。P.バリー厩舎の所属で、主戦はC.ルメール騎手だった。デビューから無傷の9連勝(通算10戦9勝)を飾り、その中にはG3ボワ賞、G2ロベールパパン賞、さらにG1モルニ賞(デビュー2~4戦目)が含まれている。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外