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英ダービー馬サーパーシー、引退へ

現地時間7月20日、G1プリンスオブウェールズS(6/20)で殿り6着に敗れた昨年のG1英ダービー馬サーパーシー Sir Percy(牡4)の関係者が、今後はレースに使わずにこのまま引退させるつもりであると、現地マスコミに語った。
サーパーシーは父マークオブエスティーム Mark Of Esteem、母パーシーズラス Percy's Lass(母の父ブレイクニー Blakeney)という血統の英国産馬で、通算10戦5勝。
英M.トレゴーニング厩舎から2歳5月にデビュー。その初戦から10月のG1デューハーストSまで無傷の4連勝を飾り、4戦4勝で2歳シーズンを終了した。
翌3歳時、G1英2000ギニーで復帰。ジョージワシントン George Washington の2着に好走し、G1英ダービーへ。ゴール前4頭横一線の大接戦を制し、見事第227代目の英ダービー馬の称号を手にした。
しかし、その後は順調さを欠いたこともあって、10月のG1英チャンピオンSで8頭立ての7着と大敗。年明け3月のG1ドバイシーマクラシックではヴェンジャンスオブレイン Vengeance Of Rain の4着と、一応格好はつけたものの、6月のG1コロネーションカップでブービーの6着、続くG1プリンスオブウェールズSでは殿り6着と、全くいいところがなかった。
関係者はG1英ダービー後の結果を踏まえ、サーパーシーはもう十分に走り、燃え尽きたと判断。引退、種牡馬入りの道を選択した。
ただし、繋養地など具体的な条件はまだ決まっていない。オーナーサイドは英国での種牡馬入りを熱望しており、海外からのオファーには一切興味がないとしている。


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