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世界に羽ばたくアドマイヤムーン(24日)
24日、ＪＲＡ六本木事務所でアドマイヤムーンの海外移籍に関する記者会見が行われた。出席した関係者は同馬のオーナー・近藤利一氏、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏、松田博資調教師の３名で、会見の席上で近藤オーナーはゴドルフィンからのオファーに対して、基本合意に達していることを明らかにした。
今回の会見は一部の憶測による報道を憂慮してのもの。会見では移籍金の40億円が事実であることや、これまでの経緯が発表された。日本競馬史上類を見ない巨額のオファーについて、近藤氏はドバイという国との間で築かれた友好と信頼関係によるところが大きい点も強調した。
なお、正式な契約に至るには幾つかのオプションをクリアーしてからとなる模様。その一つが近藤氏の悲願でもある秋の天皇賞を走らせること。世界へ羽ばたくアドマイヤムーン、その衝撃のトレードの最終交渉の行方には大きな注目が集まっている。
