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ワイルドラッシュ産駒ドリームラッシュG1制覇
現地時間7月7日、米ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場でG1プライオリスS（ダート6ハロン、3歳牝、9頭）が行われ、新ひだか町のアロースタッドに繋養中の種牡馬ワイルドラッシュ（牡13）産駒のドリームラッシュ Dream Rush（牝3、米R.ヴァイオレットJr.厩舎、E.コア騎手）が優勝した。勝ち時計は1分9秒02、馬場状態は Fast（速）だった。
レース途中から先頭を奪ったドリームラッシュは、直線も後続の追込を寄せ付けずに楽勝。2着のグリームシックス Greame Six に2-1/4馬身差をつけ、スピードの違いを見せつけた。
ドリームラッシュは父ワイルドラッシュ、母ターボドリーム Turbo Dream（母の父アンブライドルド Unbridled）という血統の米国産馬で、通算7戦5勝、2着2回。3走前のG3オールドハットS、2走前のG2ナッソーカウンティBCSを制しており、重賞は3勝目でG1は初勝利となった。
前走、ダート8ハロンのG1エイコーンSでは単勝1.65倍という人気に推されたが、惜しくも2着。ここは距離短縮で、持ち前のスピードを存分に活かすことができた。
父ワイルドラッシュの日本での産駒は今年デビュー。現在JRAでは7頭が出走して未勝利だが、勝ち名乗りを挙げるのも時間の問題だろう。
