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アメリカンオークスも今週末開催

現地時間7月7日16時43分(日本時間8日8時43分)、米ハリウッドパーク競馬場でG1アメリカンオークス招待S(芝10ハロン、3歳牝、9頭予定)が行われる。05年にシーザリオが優勝、他にもアサヒライジング(06年)とダンスインザムード(04年)がそれぞれ2着と、日本馬にとって相性の良いレース。今年はオークス馬ローブデコルテ(牝3、栗東・松元茂樹厩舎、岩田康誠騎手)がチャレンジする。
元を正せば米国産馬のローブデコルテ。その血統的な親近感も手伝ってか、競馬場発表のモーニングライン(予想オッズ)では、単勝4倍の1番人気に推されている。もちろん、毎年好成績を収める日本調教馬で、今年のオークス馬という実績面も文句なし。ここは是非故郷に錦を飾りたいところだ。
僅差の2番人気(4.5倍)とされているのがヴァルベニー Valbenny。G3セニョリータS、G2ハニームーンBCHと、ハリウッドパークの芝で連勝中。2歳時のG3ミエスクSも含めて、ハリウッドパークの芝では通算3戦3勝と得意にしている。ローブデコルテの強敵になりそうだ。
続いて3番人気(6倍)の評価を受けているのは、パンティレイド Panty Raid と、ジャストリトル Just Littleの2頭だ。 パンティレイドはダートのG2ブラックアイドスーザンSの勝ち馬。ここは初芝となるが、それだけに逆転の魅力が漂う。ジャストリトルはフランスからの遠征馬。仏G3ヴァントー賞を制しており、侮れない存在だ。
その他のオーストラリアからの参戦となる豪G1シュウェップスオークスの勝ち馬アナマト Anamato(9倍、6番人気)の存在も不気味。南半球産馬で4ポンド(約1.8キロ)増量となるが、他馬より半年前に生まれているだけに、その完成度の高さは魅力だろう。
また、このレースの模様は7月8日(日)8時~9時グリーンチャンネルで衛星中継される。


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