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ディヴァインライト産駒が仏重賞制覇

現地時間7月1日、仏メゾンラフィット競馬場でG3ボワ賞(芝1000m、直線、2歳、8頭)が行われ、00年の高松宮記念2着馬ディヴァインライト(牡12)産駒のナタゴラ Natagora(牝2、仏P.バリー厩舎、S.パスキエ騎手)が優勝した。勝ち時計は57秒2、馬場状態は Bon Souple(稍重)だった。
ナタゴラは父ディヴァインライト、母レイナミクサ Reinamixa(母の父リナミクス Linamix)という血統の仏国産馬で、通算4戦3勝。3月のデビュー戦を2着した後、2戦目で初勝利。ロンシャン競馬場の芝1000mで行われた3戦目のLRラフレシュ賞では、レース半ばから単独で先頭に立ち、後は突き放す一方で4馬身差の圧勝劇を演じていたことから、このレースでも単勝2.0倍の1番人気に推されていた。
父ディヴァインライトは03年に日本で種牡馬入り。同年12月、ドリームウェル、アグネスカミカゼ、ローゼンカバリーと共にフランスに輸出された。ナタゴラはフランスでの初年度産駒。日本での産駒は現3歳の1世代のみで、ディヴァインシチーが2勝を挙げている。
現在はフランスのアラ・ド・ロンレー Haras de Lonray で繋養中。今年の種付け料は3千ユーロ(約50万円)。ちなみに、アグネスカミカゼも同牧場で種牡馬生活を送っており、種付け料は同じく3千ユーロとなっている。


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