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宝塚記念アラカルト(24日)

1着アドマイヤムーン 岩田騎手
2着メイショウサムソン 石橋守騎手
3着ポップロック 武豊騎手
①アドマイヤムーン ダービー1・2着馬が初めて3歳時に揃って出走した今回の宝塚記念。注目馬が揃った宝塚記念を制したのは、ドバイデューティーフリー(UAE)、Qエリザベス2世C(香港)と海外を転戦してきたアドマイヤムーン。海外遠征帰国第1戦目でのG1級競走の勝利としては8頭目。また、海外遠征した馬の帰国初戦が宝塚記念だったのは今回で6回目だが、勝利を飾ったのは今回が初。②ダービー馬対決 06年のダービー馬メイショウサムソン、今年のダービー馬ウオッカが出走。宝塚でのダービー馬対決は、81年カツラノハイセイコvsオペックホース以来、26年ぶり2回目のこと。このときは、カツラノハイセイコ2着、オペックホース6着と先輩が先着したが、優勝はできなかった。今回も先輩サムソンは2着、ウオッカは8着に終わった。③豪華メンバー 特別登録をしていたスイープトウショウが回避してしまったため、G1馬(海外も含む)は7頭になってしまったが、それでもグレード制導入以降、89年のG1馬7頭出走に並ぶ記録となった。また、出走頭数も48回の歴史の中で初めてフルゲートの18頭に。④岩田騎手 同騎手は地方騎手時代の04年にデルタブルースで菊花賞を制して以来3年ぶり2つ目、JRAの騎手となっては初めてのJRAのG1タイトルを手にした(06年にオーストラリアでのG1メルボルンCをデルタブルースで制している)。また、JRA重賞は今年5勝目で、これは武豊騎手の9勝、安藤勝騎手の6勝に次ぐ第3位。通算ではJRA重賞10勝という区切りのいい勝利となった。⑤松田博師 今年はアドマイヤムーンで京都記念・宝塚記念を、アドマイヤオーラでシンザン記念・弥生賞を制した。今年度JRA重賞4勝。⑥エンドスウィープ産駒 アドマイヤムーンの父エンドスウィープは、05年に宝塚記念を制したスイープトウショウの父でもあり、宝塚記念制覇は今回で2回目。これはヒンドスタンの4勝、サンデーサイレンスの3勝に次ぐもの。現役ではブライアンズタイムと並んだ。


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