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マーベラスクラウン、トウショウペガサス死亡

1994年のジャパンC優勝馬マーベラスクラウン(セン17歳、父ミスワキ)が6月2日に、85年のG2中山記念などを制したトウショウペガサス(牡28歳、父ダンディルート)が5月20日に、繋養されていた新ひだか町の中橋清氏の牧場で死亡していたことがわかった。
マーベラスクラウンは92年9月にデビュー勝ち。その後去勢され、94年のG3金鯱賞で重賞初制覇を果たした。同年のG2京都大賞典で重賞2勝目を挙げると、続くG1ジャパンCではパラダイスクリークを鼻差抑え優勝。前年のレガシーワールドに続き、セン馬としては史上2頭目のG1制覇を成し遂げた。その後は脚部不安などもあり、96年末に南関東・船橋競馬へ移籍。2戦した後、現役を退いた。通算成績は22戦7勝(うち地方2戦)。現役引退後は繁殖能力のないセン馬のため、功労馬として余生を送っていた。
一方のトウショウペガサスは、81年8月に函館でデビュー。6シーズンに渡る現役生活で、G2中山記念、G3ダービー卿チャレンジTの重賞を含め、30戦8勝の成績を残した。87年に種牡馬入りすると、スエヒロジョウオー(G1阪神3歳牝馬S)、グルメフロンティア(G1フェブラリーS)と2頭のG1ウイナーを輩出。母の父としてもスエヒロコマンダー(G2鳴尾記念)を送り出した。静内→野付と繋養地を移し、種牡馬生活を続けていたが、2000年シーズンを最後に引退。その後は同牧場で功労馬として余生を過ごしていた。


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