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新冠町議所有馬ニイカップビジン、デビューへ

新冠町の町議ら有志8名で組織する組合馬主「新冠軽種馬議連組合」はこのほど、競馬存続の苦境に立つホッカイドウ競馬を応援しようと、2頭目の所有馬を購入。7月のデビューへ向け、夢を膨らませている。
同組合は昨年4月に設立。地方競馬の馬主登録を取得し、最初の所有馬として町内産のニイカップギレン(2004年生、牡、父ロードアヘッド)を購入した。同馬は旭川でデビューしたが、2戦目に骨折し予後不良。関係者は大きく落胆した。
2頭目の所有馬の馬名はニイカップビジン(牝2歳、北海道・山田和久厩舎、父ニューイングランド)。生産、育成、種牡馬全てが地元という生粋の“新冠育ち”だ。本馬は4月のトレーニングセールに上場されていただけあって仕上がりは上々。「小ぶりだが勝負根性がある」と厩舎サイドの評価も高い。順調なら7月上旬の旭川でデビューする予定だ。
馬主の関係者は「この馬の活躍がホッカイドウ競馬を盛り上げて、競馬振興につながればうれしい」と期待。デビュー戦では応援ツアーを組み、競馬場で新冠特産品を配布し、ファンサービスもしたいとしている。


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