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笠松競馬、2007年度存続へ(５日)
岐阜県の笠松競馬を主催する岐阜県地方競馬組合は、12月15日に構成団体首長会議を行い、2007年度の予算編成に着手することで合意した。これにより07年度の競馬開催が事実上決まった。
同競馬は徹底したコスト削減などで、一時は6500万円まで減少した基金を２億5500万円まで回復。10月からは賞金を引き上げたことで在厩頭数も増加するなど明るい材料も多い。
岐阜県の古田肇知事は「決して楽観視できないが、悲観する材料もない。今は廃止を念頭において開催を検討する状況ではない」と発言。存廃問題が持ち上がった04年秋よりも経営が安定している認識を示した。
