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　ヤマカツエース スピードとキレで勝負したいだけに、５００キロ定量戦は持ち味を生かすには絶好の場面。予選の地吹雪賞は３着とはいえ、実績上位馬相手に差のない走り。４８秒０と走破時計も優秀。慣れが見込めるし、更なる時計の短縮が期待できる。前走崩れたとはいえ、不向きな条件。デキ落ちはなく、チャンスがある。

　ブラックサファイア 今回は一気に荷物が軽くなるし、ムラがある障害、甘さが残る末を気にせず、思い切った競馬ができる。５００キロ定量では過去３戦すべて２着だが、３戦とも５０秒を切る時計で走れているように、適性はかなり高い。予選の地吹雪賞ではサクラヒメからは０．７秒。逆転も十分に可能な着差。警戒が必要。

　トワトラナノココロ 障害で手間取り、⑩⑨着とさっぱりの結果が続いているが、本来は障害巧者で５００キロなら修正は可能。ただ、強力な同型が揃っており、前で流れに乗れるか疑問。決め脚がある方ではないし、道中で後手を踏むと厳しい。