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　ヤマカツエース 息を入れて追走しているとはいえ、流れが速くなった近走でも、障害はともにひと腰と安定した走りを続けている。今回は自己条件の特別戦で前走から２０キロ加増されて７１０キロだが、自分のペースを守って行けば手間取る心配はない。終いは確実に脚を使える馬。展開が噛み合えば勝ち負けに加われる。

　ヘッチャラ ハナは遅いが、行き脚はつき、追走で手間取らずに、流れに乗れている。切れ味勝負では分が悪く、金曜日に行われたロータリーハロー掛けの影響で少しでも馬場が落ち着くのは歓迎材料。登坂力で勝負したいだけに、増量もプラスに働く。先行可能な組み合わせ。障害を早めに抜けて前残りが狙える。

　ツガルノヒロイモノ 世代牡馬限定でキングフェスタ、クリスタルコルド不在の組み合わせとはいえ、前走は障害ひと腰でトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容で完勝。自己条件の特別戦になるが、前走の勝ちっぷりが良く、この組み合わせならヒケを取らない走りが可能。勢いに乗っており、引き続き好勝負期待。