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　ホクセイサクラコ 前走は道中で後手を踏みスムーズに流れに乗れなかった。障害で止まってからも、腰の入りがひと息で三腰かかり７着と今ひとつの結果。ただ、１１組でのレースで相手関係が楽になっており、この組み合わせなら追走で手間取ることなく、前で流れに乗れる。本来は巧者だし、ひと叩きされて体調が上昇しているここは障害の修正が可能。巻き返しに注意したい。

　ウルトラモモ テンに置かれるのはいつもことだが、前走は行き脚も付かずに後方からの競馬。障害でも手間取ってしまいスムーズな走りができずにしんがり負けとさっぱりの結果。道中で脚を使う馬だけに、馬場の脚抜きが良くなるのはプラス材料。ただ、障害にムラが残る今の状態では上位争いまでは難しい。復調するには時間が必要。

　セリシール 前走は障害で膝を折ったとはいえ、止まってから腰を入れて天板まで上げた時のもの。荷物が軽くなったこともあるが、腰はしっかりと入っていたし、復調気配が窺える。このメンバーの中に入れば互角以上にやれる力を持っている馬。馬場の脚抜きが良くなるのは好材料だし、この条件なら勝ち負けに加わっても不思議はない。