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　フェアリースズ 前走３着に敗れて初重賞制覇はならなかったが、この馬の走りはできていたし、先着２頭とは斤量差があったことを考えれば上々のレースぶり。今回はオープン昇級緒戦となる。ただ、この組み合わせなら力で見劣ることはない馬。重賞後でも疲れはなく、好調を維持している。道中で後手を踏まなければ首位争いに加われる。

　ジェイコマンダー 前走７着も、脚抜きの悪い馬場状態でも障害はひと腰でまとめており、結果ほど内容は悪くなかった。今回も前走と同じ７６５キロの荷物。慣れが見込めるし、もうひと呼吸早く仕掛けても障害で手間取る心配はないだろう。前走に比べて組み合わせも楽になっており、このメンバーが相手ならヒケを取らない走りが可能。デキも良く、注意したい。

　アアモンドヒューマ 競走中止明けとなった前走は前半１０２秒と道中でじっくりと息を入れて追走して行き、障害に重点を置いた走り。結果は９着に敗れたが、課題の障害はひと腰でまとめており、復調気配を感じさせる内容だった。ただ、詰めて行くとまだ不安が残る状態。前走と同じ特別条件で７７５キロの荷物。ここも後方からのレースとなるし、勝ち負けまではどうか。内容重視の一戦になる。