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　コウシュハウンカイ 前走は無理せずに道中から息を入れて追走して行き、障害に重点を置いた走り。しっかりとひと腰でまとめており、ここへ向けての試走という意味では上々の走り。障害に関しては自信を持っている馬だし、斤量増加に不安はない。あとは決め手を欠く面があるだけに、終い踏ん張り切れるかがカギ。降りてから我慢できれば前残り十分。

　オレノココロ 前走は勝ち馬とは切れ味の差が出て２着に敗れたとはいえ、障害はきっちりとひと腰でまとめていたし、７月以来の実戦だったことを考えれば上々のレースぶり。ひと叩きされて体調の方は確実に上昇している。重賞で荷物を背負うのは力比べを得意とするこの馬にはプラス材料。賞金ハンデも１０キロだけと斤量面で有利な立場。実力上位で通るし、久々の重賞制覇が期待できる。

　センゴクエース 特別条件に戻り、荷物が軽くなった近２走でも障害で膝を折ってしまいふた腰かかり④③着と力を考えれば物足りない結果。終いは確実に脚を使える馬だが、今回は重賞で８５０キロとなるし、障害にムラが残る今の状態では厳しい。