s.keibabook.co.jp s.keibabook.co.jp

　ブラックテーオー 前走は珍しく障害で止まってから腰が入らずに大きく手間取りしんがり負けとサッパリの結果も、出遅れてしまいスムーズな走りができなかっただけに、仕方がない。テンに置かれる面はあるが、ゲートはしっかりと出る馬だし、ここは修正できるはず。本来は巧者で、追走で手間取らなければ障害のカカリも良化してくる。このメンバーが相手でもヒケを取らない力を持っている。デキ落ちの心配もなく、巻き返しが十分に可能。

　サイレントカイザー 前走も先手を奪って積極的な競馬を仕掛けて行ったが、障害で止まってからの腰の入りがひと息で６着と今ひとつの結果。力量的には上位で通るだけに、前々走のようにスムーズに二の腰が入れば勝ち負けに加わっても不思議のない馬。ただ、障害次第とアテにしづらい面が残っているし、前走の内容からも大きな変わり身は望めないだろう。ここは手を出せない。

　ホンインボウ 前走は障害の天板で止まりかけたが、なんとか踏ん張ってひと腰。３走前で手間取った障害を近２走はしっかりとひと腰でまとめているし、レースぶりは確実に良化している。前走は中団で流れに乗れていたように、行き脚も戻ってきており、ここなら前で流れ乗れるはず。ここまで組み合わせが楽になれば勝ち負けに加われる馬。積極的な競馬を仕掛けて行き、本来の登坂力を生かしたレースができれば前残りのチャンスが十分にある。