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　セイコークイン 障害で手間取るレースが目立っているだけに、一気に斤量が増加されて７９０キロになるのには不安が残る。ただ、限定戦で組み合わせが楽になっているし、このメンバーが相手なら勝ち負けに加わっても不思議のない力を持っている。中間も素軽い動きを見せており、デキ落ちの心配はない。決め脚は強烈で障害次第では逆転も十分。

　ナカゼンガキタ ５歳限定戦となった前走は道中から息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。キッチリとひと腰でまとめていたし、マズマズの内容。今回は牝馬限定の一戦となるが、前哨戦のレディースカップを快勝しているように、別定条件なら互角にやれる馬。荷物に対応できれば勝ち負けに加われる。

　アアモンドセブン ４戦連続しんがり負けと精彩を欠くレースが目立っている。１月２５日に行なわれた再検でも息を入れて追走して行ったにも関わらず障害で大きく手間取り３分を超える走破時計で合格とひと息。一昨年度の勝ち馬だけに、牝馬限定戦となるここでは実力上位の存在も、障害が崩れている今の状態では厳しい。良化しないと手を出せない。