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　ドラゴンエアル このレースは一昨年２着、昨年３着。いずれも絶対王者と言われていたスーパーステションの前に屈した格好だが、休み明けでも能力を引き出しているように、鉄砲は利くタイプなのは確かである。明け９歳を迎えて、往年の姿が影を潜めつつある点は否定できないが、相手なりに走れるのが、この馬の持ち味だから、大きな崩れはなさそう。

　モズノーブルギフト 昨春に中央から移籍。Ｃ２クラスからスタートを切り、僅か３カ月の間にＡ３クラスを勝ち上がるまで、一走毎に地力強化を果たしてきた。ただ、冬場に南関東を使われてきた強みはありそうだが、瑞穂賞で完敗しているように、重賞メンバーに入ると、一歩、劣勢の感。

　ステージインパクト 一昨年が８着、昨年が４着。以前は叩かれつつ良化を辿るケースが多かっただけに、春緒戦は厳しいものがあったが、昨年は赤レンガ記念、最高峰の道営記念で各々２着など、一線級を相手に互角に渡り合えたのも事実である。昨年暮れに名古屋のＪｐｎⅡも経験した。これを糧に更に前進するのは可能だろう。意欲的な調整も魅力のひとつ。