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トウケイヘイローが強豪に挑む

【香港カップ】
6月のG3鳴尾記念から8月のG2札幌記念まで重賞を3連勝したトウケイヘイローにとって右回り2000mは絶好の舞台。武豊騎手とともに、G1天皇賞・秋で取り逃した初のG1タイトルに狙いを定める。
地元の筆頭は昨シーズンの香港年度代表馬に輝くミリタリーアタック。今季2戦は6、3着と不本意な成績だが、前走のG2香港ジョッキークラブCでは不利な外枠からのスタートに加え、勝ち馬より5ポンド(約2キロ)重い斤量で1馬身3/4差の3着。叩き3戦目で覚醒の時を待つ。
仏国のシリュスデゼーグルFRは昨年のG1香港カップ直前に故障して無念の回避。今年前半は調子が上がらず、5、4、2、5着と足踏みしたが、その後、秋に仏G3ラクープドメゾンラフィット(芝2000m)と仏G2ドラール賞(芝1950m)を連勝。前走のG1英チャンピオンSではファーからクビ差の2着に入り、本来の姿を取り戻しつつある。
米国からは昨年の米G1BCターフの覇者リトルマイクが参戦。9月の米G1J.ハーシュターフクラシック招待S(芝12ハロン)で、自身4度目のG1勝ちを収めたが、前走のG1BCターフは7着。欧米のレベル差をこのコースでどれくらい詰められるか注目。
地元の4歳馬インダウイングはLG3レディーズパース(芝1800m)とG2香港ジョッキークラブC(芝2000m)を連勝して本番へ。中団前目につけて、直線内を突いて抜け出す競馬巧者ぶりが、このメンバーでどこまで通用するかが見物になる。


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