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昨年2着の雪辱果たしてムーチョマッチョマンが王座に

BCクラシック(米G1)
11/2 サンタアニタパーク 3歳以上
ダ10ハロン(左)fast(速)11頭2:00.72
勝ち馬成績
2~4歳時 18戦6勝、5歳時 5戦2勝
通算成績23戦8勝(主な勝ち鞍)BCクラシック(米G1)、オーサムアゲインS(米G1)、サバーバンH(米G2)、ガルフストリームパークH(米G2)、リズンスターS(米G2)
・オーナー/リーヴズサラブレッドレーシング
・調教師/K.リトヴォ
・生産者/リオ夫妻
・騎手/G.スティーヴンス
4、5番手でレースを進めたムーチョマッチョマンが最終コーナー手前で先頭に立ち、後続の追撃をぎりぎり凌いで優勝。昨年2着に敗れた雪辱を果たし、北米ダート最強馬の座に就いた。ハナ差の2着に大外を追い込んだG1トラヴァーズSの勝ち馬ウィルテークチャージ。3着にG1英インターナショナルSの勝ち馬で、愛国から遠征したデクラレーションオブウォー。昨年の覇者フォートラーンドはバックストレッチで先頭に立ったが、直線で踏ん張れず4着。G1ベルモントSを制したパレスマリスは後方から伸びず6着。年を跨いで重賞6連勝中だったゲームオンデュードは今年もハナを切れずに9着。7着に終わった昨年に続き、1番人気を裏切る結果となった。
勝ったムーチョマッチョマンは2000年のG1BCジュヴェナイルを制して米最優秀2歳牡馬に輝いたマッチョウノの産駒。今年は1月のサンシャインミリオンズクラシックSで始動したが、鞍上のマイク・スミス騎手が歩様に違和感を覚えて競走中止。幸い故障がなかったことで6月のクリミナルタイプSで復帰(3着)を果たすと、続くG1ホイットニー招待H3着を経て、前走のG1オーサムアゲインS(ダ9ハロン)でG1初制覇を果たしていた。陣営では協議のうえ、同馬の去就を決めるという。今年1月に7年ぶり2度目の現役復帰を果たしたゲイリー・スティーヴンス騎手(50歳)はG1BCクラシック初制覇。前日にはG1BCディスタフに勝利しており、BCは通算10勝目。キャシー・リトヴォ調教師(44歳)は5年前の心臓移植を乗り越えてのBC初勝利。女性で初のG1BCクラシック優勝調教師となった。


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