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2冠馬を手がけたダトローJr.師、度重なる違反で10年間の免許停止

2008年の米2冠馬ビッグブラウンを管理したリチャード・ダトローJr.調教師(53歳)に対する10年間にわたるニューヨーク州の調教師免許停止処分が1/17から始まった。ダトローJr.調教師の管理馬からは2010年11月に禁止薬物(鎮痛剤)が検出され、厩舎施設からは皮下注射用の器具も発見。その後、ニューヨーク州競馬賭事委員会は2011年10月にそれ以前にも各地で違反行為を重ねていたことを重く見て、10年間の調教師免許停止と罰金5万ドル(約450万円)の処分を下した。処分の開始はダトローJr.調教師が裁判所に提訴したことで長く延期になっていたが、1/8にニューヨーク州最高裁判所がダトローJr.調教師の上訴を棄却したことを受けて処分が実行された。ダトローJr.調教師の管理馬はニューヨーク州だけでなくフロリダ州にもいたが、すでに別の厩舎に転厩となっている。なお、ダトローJr.調教師は連邦裁判所に上訴する構えを見せている。


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