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実力馬シリュスデゼーグルが中心【香港カップ】

フランスのシリュスデゼーグルFRはワールドサラブレッドランキングでもレーティング130で2位にランクされる実力馬。今年は夏に薬物検出の騒ぎ(仏G1イスパーン賞2着→失格)でひと息入れたが、復帰戦となった仏G2ドラール賞(芝1950m)を9馬身差で完勝。続く前走のG1英チャンピオンSでは怪物フランケルを相手に1馬身3/4差の2着に入った。G1ジャパンCを経由して臨んだ一昨年は7着、昨年も5着に敗れているが、3度目の正直で戴冠を狙う。
地元の期待は昨年の覇者カリフォルニアメモリー。昨年はそれまでの最後方一気ではなく、スローな流れを読んで先行したマシュー・チャドウィック騎手の好判断が光った。前哨戦のG2香港ジョッキークラブC(芝2000m)は最後方からの追い込みを決めており、末脚も鈍っていない。自在性のある立ち回りで連覇をめざす。
イギリスのカールトンハウスはエリザベス女王の所有馬。昨年のG1英ダービー3着馬で、中距離の重賞に2勝。前2走のマイル戦では結果を残せなかったが、得意の距離に戻って巻き返す。フランスのソノワは今年の仏ダービー馬。前走の仏G1凱旋門賞は不良馬場に手こずって15着に惨敗したが、良馬場なら持ち前の鋭い末脚が生きるはずだ。


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