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日本馬による初優勝なるか【香港スプリント】

G1香港スプリントにおける日本馬の最高着順は5着(昨年のカレンチャン)。日本馬にとっては鬼門となっているが、今年の日本馬2頭は強力。初優勝の期待がかかる。
ロードカナロアはG1スプリンターズSを1:06.7のコースレコードで快勝。大外枠からのスタートだったこともあり、終始馬群の外を回らされたが、直線もしっかりと伸びて、最後はカレンチャンを突き放した。G1連勝の可能性は十分にある。
カレンチャンはG1スプリンターズSで2着に敗れて国内スプリントG1・3連勝の夢は潰えたが、その実力はトップクラス。昨年のG1香港スプリント5着は輸送機のトラブルで現地到着が大幅に遅れるアクシデントがあってのもの。今年は前進が期待できる。
連覇がかかるラッキーナインIREはG1スプリンターズSが2年続けての5着。直線での不利があった昨年に続き、今年もスタートで出遅れ。不完全燃焼のまま帰国した。ただ、昨年は日本遠征の疲れがとれず、G1香港スプリントに直行したが、今年は前哨戦のG2香港ジョッキークラブスプリントを走ることができた(優勝)。昨年以上の臨戦過程にあるだけに日本馬にとっては強敵となりそうだ。
G1スプリンターズS10着のリトルブリッジNZは、続く前走のG2香港ジョッキークラブスプリントも9着に敗退。今年6月に英国でG1キングズスタンドS(芝5ハロン)を制した実力馬だが、近走が冴えない。
シンガポールからはシンガポール移籍後3走前まで12連勝を記録したスーパーイージーが参戦。早目に香港に入って出走した前走のG2香港ジョッキークラブスプリントは6着に敗れたが、これは落鉄の影響もあった。巻き返す可能性を秘める。
豪州のシーサイレンは10月の豪G1マニカトS(芝1200m)でG1・3勝目。前走の豪G1パティナックファームクラシックは3/4馬身差の2着に終わったが、3着以下には3馬身差をつけた。短距離王国オーストラリアの底力が不気味。


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