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JCなどG1を4勝、人気種牡馬シングスピールが死亡

英ダルハムホールスタッドで繋養されていた種牡馬シングスピールIREが7/2、死亡した。蹄葉炎が悪化し、安楽死の処置がとられたもので、18歳だった。シングスピールIREは現役時に英マイケル・スタウト厩舎に所属、英仏日・北米・UAEで2~5歳時20戦9勝。ファビラスラフインFRをハナ差で斥けた4歳時のG1ジャパンCなどG1・4勝を挙げた。この年にはG1カナディアン国際S制覇、G1BCターフ2着と北米でも活躍、米最優秀芝牡馬にも選ばれた。また、翌5歳時にはG1昇格前のドバイワールドCも制している。1998年(6歳時)からダルハムホールスタッドで種牡馬入り。2001年には豪コリングローヴスタッドとの間でシャトル供用も行われた。現役時の競走成績通り、産駒からは芝・ダートを問わず多数の一流馬が輩出した。今年3月に受胎率の低下が判明、これまでに受胎が確認された牝馬はなく、今年生まれの産駒がラストクロップとなる見込み。
【主な産駒・海外】ラフドゥード(米最優秀芝牝馬、G1BCフィリー&メアターフ、G1フラワーボウル招待S)、ダーレミ(G1ドバイシーマクラシックなどG1・3勝)、コンフィデンシャルレディ(G1ディアヌ賞=仏オークス)、ムーンバラッドIRE(G1ドバイワールドC)【日本】アサクサデンエンGB(G1安田記念)、ローエングリン(G2中山記念など重賞4勝)、ライブコンサートIRE(G3京都金杯)


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