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GデカンペオンV/マクトゥームチャレンジRd.1

○マクトゥームチャレンジラウンド1(首G3)
1/28 メイダン 北半球産4歳以上・南半球産3歳以上
総賞金20万ドル 1着賞金12万ドル
オールウェザー(TP)1600m(左) Standard(良) 14頭 1分38秒48
1.グロリアデカンペオン
牡6 鹿毛 57キロ ブラジル産
父インプレッション
母オーダシティ
母の父クラックソン
2.フォーゴットンヴォイス
(セン5 57キロ 父デインヒルダンサー)
3.コンサルジェネラル
(牡6 57キロ 父セルカーク)
着差:1/2、2-3/4、2-1/4
・馬主/エストレラエネルギアステーブルズ
・調教/P.バリー
・生産/サンタレム牧場
・騎手/T.ペレイラ
ミッドシップマン、グロリアデカンペオン、オーシャンズミンストレルの3頭がレースをリード。内外2頭に挟まれながら進んでいた仏調教馬グロリアデカンペオンが、外から先に抜けたミッドシップマンをラスト100mで渋太く差し返した。G1BCダートマイル3着以来のミッドシップマンは粘り切れずに最後は4着まで後退した。
勝ったグロリアデカンペオンは通算22戦8勝。メイダン競馬場最初の重賞を制し、重賞4勝目を挙げた。昨年3/28のG1ドバイワールドCでは勝ったウェルアームドから14馬身離されながらも2着を確保。続く5/17のG1シンガポール航空国際Cを制したが、G1連勝を狙った8/8のG1アーリントンミリオンでは7着と不本意な結果に。ここはそれ以来の約6カ月ぶりだった。
なお、この日オープンしたメイダン競馬場は、約20億ドル(約1800億円)もの巨費が投じられた新競馬場。外側に1周2400mの芝コース、内側に1周1750mのオールウェザーコース(素材はタペタ)、さらに三菱電機と双日の両社により設置された世界最大となる長さ107.52m、高さ10.88mの「オーロラビジョン」を備える。この日は当初芝でのレースも予定されていたが、ドバイレーシングクラブは1/19にキャンセルを発表。理由は明らかでないが、まだ新しい芝コース保護のためと見られており、大きな問題とはなっていない(オープン2日目の2/4、芝で2競走が行われた)。オールウェザーでは今のところ、勝ち馬の脚質や枠順に特別な傾向は見られないが、グロリアデカンペオンの勝ちタイムに見る通り、時計がかかる状態のようだ。


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