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バファート師など6組―競馬名誉の殿堂入りが発表

米国競馬に貢献した人馬を讃える競馬名誉の殿堂(ホールオブフェーム)の顕彰者、顕彰馬が4/20に発表された。今年殿堂入りしたのは人部門がボブ・バファート調教師、エディー・メイプル元騎手、障害からジャネット・エリオット調教師の3名。馬部門はティズナウ、シルヴァーブリットデイと障害で活躍したベンネヴィスの3頭が選出された。現役調教師として活躍中のバファート師(56歳)はクォーターホースの騎手、調教師のキャリアを経て、サラブレッドの調教師に転向し、79年に初勝利。シルバーチャームUSA(97年)、リアルクワイエト(98年)、ウォーエンブレムUSA(02年)でのG1ケンタッキーダービー制覇など米三冠レースに8勝。ブリーダーズカップにも7勝を挙げ、97年から3年連続でエクリプス賞最優秀調教師を受賞する米国競馬界のリーダー。98年に引退したメイプル元騎手(60歳)は現役時、テンパランスヒル、クレームフレーシュでG1ベルモントSを制覇。セクレタリアト、コンキスタドールシエロ、フォーティナイナーUSAらの名馬ともコンビを組み、34年間の騎手生活で4398勝を挙げた。牡馬で選出されたティズナウは15戦8勝。00年のG1BCクラシックを制し、同年の米年度代表馬と最優秀3歳牡馬を受賞。翌年もG1BCクラシック連覇を達成し、米最優秀古牡馬のタイトルを加え、種牡馬となっては今年のG1ドバイワールドCを圧勝したウェルアームドらを送っている。牝馬から選ばれたシルヴァーブリットデイはバファート師の管理馬で通算23戦15勝。98年のG1BCジュヴェナイルフィリーズを制し、米最優秀2歳牝馬に選ばれ、翌年もG1ケンタッキーオークスなど4つのG1を制して米最優秀3歳牝馬に輝いた。障害界から選出されたジャネット・エリオット調教師は91年米障害チャンピオントレーナーで、女性では00年のジェリー・クローン騎手に続く2人目の殿堂入りを達成。ベンネヴィスは80年に米調教馬として3頭目の英グランドナショナル優勝を飾っている。


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