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「スタリオンシリーズ」日程決定、ホッカイドウ競馬
４月29日に札幌競馬場で開幕するホッカイドウ競馬の「2009年度スタリオンシリーズ競走」のラインナップと日程が、このほどＨＲＡ北海道軽種馬振興公社から発表された。
スタリオンシリーズは、優勝馬の馬主に対し、有名種牡馬の翌年の種付権利を副賞として贈呈するレース。ＪＢＣブリーダーズカップ協会が同競馬を支援するために2000年から行っているもので、今年で10年目を迎える。同競馬の馬主の約６割が生産者であることから、生産馬を在厩させることによる出走馬の確保、なじみのある馬名をレース名にすることでの新規ファンの開拓、レースの場間場外発売による売上拡大など貢献度は高く、現在では同競馬のほか、岩手競馬や地方競馬の「ダービーウイーク」でも実施され、効果を上げている。
10年目の今年は、交流重賞４競走、重賞19競走、特別49競走、スタリオンプレミアムシリーズ８競走の全80競走を予定。副賞にはチチカステナンゴ、アドマイヤジュピタ、スズカフェニックスなどの新種牡馬も加わった。プレミアムシリーズはアグネスタキオンとディープインパクトの種付料相当額の寄付を受け実施。プレミアム７レースが１着賞金200万円、スーパープレミアム１レースが300万円で行われることになった。なお、スタリオンシリーズにはＪＢＢＡ日本軽種馬協会も協賛。２歳戦の牝馬限定競走優勝の馬主に副賞が授与される。また、生産牧場賞として、交流重賞４競走の１着馬（内国産馬）に10万円、家畜市場取引馬賞として、道内の市場取引馬が２歳重賞で１着になった場合、馬主に10万円が支給されることも決まった。
