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BTC研修26期生修了式、17名の門出を祝う

浦河町のBTC軽種馬育成調教センターで4月17日、育成調教技術者養成研修第26期生の修了式が行われ、家族や教官、来賓など関係者約80名が、1年間の厳しい研修を終えた17名の門出を祝った。
同研修は、世界に通用する強い馬づくりに欠かせない人材を養成するため1992年に開講。これまでに300名超の人材を送り出し、サークル内外から高い評価を得ている。
昨年4月に開講した26期は19名でスタート。途中脱落する者も出たが、1年間で465時限にも及ぶ騎乗研修をはじめ、厩舎作業、牧場実習、馬学など、一流のホースマンになるための基礎を学んできた。その集大成として13日には、JRA日高育成牧場で開かれたJRA育成馬展示会で、JRAブリーズアップセール上場予定馬の展示や騎乗供覧をサポート。また、修了式前にはBTCの800㍍馬場で実技査閲を行い、関係者を前に見事な手綱捌きを披露した。
修了式では増澤均BTC所長が、研修生ひとりひとりに修了証書と記念品を授与。杉本修BTC専務理事や野呂田隆史日高支庁長をはじめとした来賓からは「馬の能力を最大限に引き出すことを目指し、ファンに喜ばれる馬を育ててほしい」とエールが贈られた。最後に研修生を代表して石田祥幸さんが「同期や教官、関係者の支えでこの日を迎えることができた。ここで学んだことを糧にして、立派なホースマンになれるよう精進していく」と謝辞。17名の決意を述べた。
26期生17名は全員が道内外の育成施設への就職が決定。受け入れ先の一つである岡田スタッド(新ひだか町)の岡田将一氏は「焦らず頑張ってほしい」と温かい目で見守っていた。


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