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ネオユニヴァースが初年度で偉業達成、皐月賞父仔2代制覇

2003年の皐月賞馬ネオユニヴァース(牡9歳、父サンデーサイレンス)の産駒アンライバルド(牡3歳、栗東・友道厩舎)が、4月19日に中山競馬場で行われた皐月賞を制し、父仔2代の皐月賞制覇を達成した。
ネオユニヴァースは03年の皐月賞、ダービーを制した2冠馬。アンライバルドの世代が初年度産駒となる。皐月賞の父仔制覇は、昨年のキャプテントゥーレ(父アグネスタキオン=01年)らに次ぎ、JRA史上6組目。初年度産駒での2代制覇はシンボリルドルフ産駒のトウカイテイオー(91年)以来、また、クラシック制覇はタニノギムレット産駒のウオッカ(07年ダービー)以来の快挙となった。
種牡馬成績も素晴らしく、今年は重賞3つを含む15勝を挙げ、総合ランキングは8位に躍進(4月19日現在)。わずか1世代でトップ10入りと驚異的な数字を残している。同馬を管理する安平町の社台スタリオンステーションでは「サンデーサイレンス系種牡馬は初年度産駒が振るわない傾向があったが、ネオユニヴァースはきっちり結果を出してくれた。これからも楽しみです」とニッコリ。供用5シーズン目を迎えた今年も超多忙な毎日を送っているという。
孝行息子には父と同じく2冠、史上6組目のダービー父仔制覇、さらに半兄フサイチコンコルドに続くダービー兄弟制覇の偉業が懸かるが、「相手が強くなりますからね。なんとか頑張ってほしい」とエールを送っていた。


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