ニュース

海外 その他

TターゲットがG1・6勝目/T.J.スミスS

◇T.J.スミスS(豪G1)
4/18 ランドウィック 3歳以上
総賞金50万豪ドル 1着賞金30万豪ドル
芝1200m(右) Dead(稍重) 6頭 1分09秒09
1.テイクオーバーターゲットAUS
セン9 鹿毛 58.5キロ オーストラリア産
父ケルティックスイング
母シェーディストリーム
母の父アーチリージェント
2.ノーザンミーティア
(牡3 56.5キロ 父エンコスタデラゴ)
3.アパッチキャット
(セン6 58.5キロ 父ライオンキャヴァーン)
着差:2-3/4、3
・馬主/J.&B.ジャニアック
・調教/J.ジャニアック(豪)
・生産/メリンゴスタッドファーム
・騎手/N.ロウィラー
9歳馬テイクオーバーターゲットAUSが好スタートから逃げ切り勝ち。懸命に食い下がろうとした3歳馬のノーザンミーティア(G1アスコットヴェールS勝ち馬)を最後は2-3/4馬身突き放す力強い勝ちっぷりを見せた。1番人気に推された昨シーズンの豪最優秀スプリンター・アパッチキャットは好位から差を詰めたが、勝ち馬には遠く及ばず3着に敗退した。
2006年のG1スプリンターズSを制したことで日本でも知られるテイクオーバーターゲットAUSは、これで通算38戦20勝、G1は6勝目。他にも英G2キングズスタンドSや、シンガポールのローカルG1クリスフライヤー国際スプリントで勝利を挙げている。
テイクオーバーターゲットAUSは次走に予定されている5/2のG1豪グッドウッドH(モーフェットヴィル、芝1200m)をステップに、5/17のシンガポールLG1クリスフライヤー国際スプリント(クランジ、芝1200m)連覇を狙う。その後も順調なら、自身4度目となる英ロイヤルアスコット開催への遠征が計画されている。
なお、今回はデビュー以来ほとんどのレースで手綱を取ってきたジェイ・フォード騎手から、ナッシュ・ロウィラー騎手に乗り替わりとなった。これは、ジョー・ジャニアック師が、雨の影響を受けた馬場で58.5キロを背負わせるに際して馬の負担を最小限にしたいと考え、体重が軽いフォード騎手(大き目の鞍や鉛入りの袋を装着する必要がある)よりも、元々体重が重いロウィラー騎手が適任と判断したことによるもの。次走G1豪グッドウッドHの鞍上はフォード騎手に戻る模様。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外