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グラディアトールスが圧倒/デューティフリー

○ドバイデューティフリー(首G1)
【アジアマイルチャレンジ第2戦】
3/28 ナドアルシバ 北半球産4歳以上・南半球産3歳以上
総賞金500万ドル 1着賞金300万ドル
芝1777m(左) Good(稍良) 16頭 1分46秒92
1.グラディアトールス
牡4 鹿毛 57キロ 米国ケンタッキー産
父シリック
母グマーシャ
母の父クリス
2.プレズヴィズ
(セン5 57キロ 父サキー)
3.アレクサンドロス
(牡4 57キロ 父キングマンボ)
着差:3-1/4、2、3
・馬主/マンスール・ビン・ムハンマド殿下
・調教/ムバラク・ビン・シャフヤ(首)
・生産/フェリエーレ・ディ・ラポニ・ジャンパオロ牧場
・騎手/A.アジテビ
グラディアトールスが他馬に影さえ踏ませぬ逃げ切り勝ち。単騎2番手を進んだ栗東・角居勝彦厩舎のウオッカも捕まえに出ようとしたが、勝ち馬のスピードに圧倒されて逆に末を失い7着。2着にはプレズヴィズ、3着にはアレクサンドロスと、いずれも現地の一般戦を連勝してここに臨んだ2騎が上位に追い込んでいる。
アジアマイルチャレンジ第1戦・G1豪フューチュリティSを制したニコネロはその後ろの4着。G1クイーンエリザベス2世カップの覇者アーキペンコは6着。G1フォレ賞勝ち馬のパコボーイは8着。昨年このレースで逃げ切り勝ちを収めたジェイペグは11着とそれぞれ敗れた。
衝撃的な強さをみせたグラディアトールスは、1999年のG1BCマイル勝ち馬シリック(その祖父ブラッシンググルーム)産駒。祖母には愛1000ギニー馬アルバハスリ、伯父に英2000ギニー馬のハーフドを持つ。通算成績は12戦9勝で、前走のG2アルファヒディフォートに続く重賞連勝。G1は今回が初勝利となる。
元はイタリア調教馬で、2歳時に9戦して準重賞4勝を含む6勝を挙げ、同国の2歳王者決定戦であるG1伊グランクリテリウムでも2着に入った。その後ゴドルフィングループに買われたが、3歳時は実戦に使われなかった。
今年1月、ムハンマド殿下の息子であるマンスール・ビン・ムハンマド殿下の所有馬としてナドアルシバ競馬場芝1500mの一般戦で復帰。ここをいきなりのレコード(1分29秒35)で逃げ切ると、立て続けに2月のG2アルファヒディフォートでも後続に5-3/4馬身差をつけて逃げ切っていた。
この後は再びゴドルフィン所属馬に戻り、サイード・ビン・スルール厩舎に転籍。欧州の芝G1戦線に参戦する予定になっている。


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