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種牡馬マニラが死亡

現地時間2月28日、トルコで種牡馬として繋養されていた1986年の米最優秀芝牡馬マニラ Manila が死亡した。大動脈破裂によるもので、26歳だった。
1983年生まれのマニラは父リファール Lyphard、母ドナイシドラ Dona Ysidra、母の父ルファビュルー Le Fabuleux という血統の米国産馬。フィリピン人実業家のエデュアルド・コアンコ氏の生産・所有馬だったが、後にブラッドリー“マイク”シャノン氏によって購入されている。調教には一貫してルロイ・ジョリー師があたった。
通算成績は北米で2~4歳時18戦12勝、通算獲得賞金は269万2799ドル。3歳時のG1BCターフ、翌4歳時のG1アーリントンミリオンなど芝G1・5勝を挙げた。2008年には競馬博物館名誉の殿堂にも選出されている。
5歳時(1988年)から米レーンズエンドファームで種牡馬入り。13歳時(1996年)の種付けシーズンを最後にトルコへ輸出されていた。
代表産駒にはビエンビエン Bien Bien(G1ハリウッドターフHなどG1・4勝)、タイムスター Time Star(G1伊ダービー)、グレートパーム Great Palm(G1共和国大統領賞)らがおり、日本での産駒にはキングオブケンUSA(クリスタルカップ)がいる。


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