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アースリヴィングは２着／ＵＡＥオークス
○ＵＡＥオークス（首準重賞）
２／26 ナドアルシバ ３歳牝
総賞金25万ドル １着賞金15万ドル
ダート1800ｍ（左） Fast（速） ８頭 １分51秒09
１．デヴォーティー Devotee
牝３ 栗毛 55キロ 米国ケンタッキー産
父イルーシヴクオリティ Elusive Quality
母ダヌタ Danuta
母の父サンデーサイレンスUSA Sunday Silence
２．アースリヴィングUSA
（牝３ 55キロ 父ヨナグスカ Yonaguska）
３．ソスブリランテ Sos Brillante
（牝３ 59.5キロ 父ダンスブライトリー Dance Brightly）
着差：１-1/4、11、3/4
・馬主／ゴドルフィン
・調教／サイード・ビン・スルール（首）
・生産／ダーレー
・騎手／L.デットーリ
２番手からレースを進めたデヴォーティーが、美浦・小笠倫弘厩舎のアースリヴィングUSAの追撃を抑えた。デヴォーティーをマークする形でレースを進めたアースリヴィングは惜しい２着。その後は11馬身と大きく水が開き、ＵＡＥ1000ギニー７着のソスブリランテが３着。１番枠から逃げたＵＡＥ1000ギニー勝ち馬ソーシャイニー So Shiny はスタートしてからおよそ500ｍもの間、終始首を内に曲げるアンバランスな格好で走り、直線は脚が上がって４着に敗れた。
勝ったデヴォーティーは1985年の米最優秀２歳牝馬ファミリースタイル Family Style（Ｇ１・４勝）の曾孫で、2007年にＵＡＥ1000ギニーとＵＡＥオークスを連勝したフォーク Folk の姪。祖母のポリッシュスタイルUSA（仏準重賞勝ち馬）は1999年の繁殖シーズンにダーレーが日本へ送り込んだ繁殖牝馬の一頭で、その年にサンデーサイレンスUSAを種付けされ、翌年米国でデヴォーティーの母であるダヌタを産んでいる。
デヴォーティーの通算成績は４戦２勝。昨年８月に米国でデビュー（１着）し、10月の２戦目Ｇ１アルシバイアディーズＳで３着に入った。前走ＵＡＥ1000ギニーはそれ以来の実戦ということもあって走りに精彩を欠き、鞍上のランフランコ・デットーリ騎手も無理をさせなかったために大差のシンガリ負けを喫していたが、ここで一変した姿を披露した。
なお、アースリヴィングUSAは３／３、Ｇ３バランシーンに出走したブラックエンブレムとともに帰国した。２頭とも競馬学校で輸入検疫に入っている。
